エフェクターボード紹介します。【前編】
どうもこんばんは、まつだの機材部屋の管理人まつだでございます。
如何せん忙しくてなかなか更新出来ずにいました、、、
今回は自分のエフェクターボードを申し訳程度に紹介していこうと思います!
自分のボードは先の記事に記述しましたが、
①ノイズをどれだけ防げるか
②直アン状態からの音の劣化をどれだけ最小限にできるか
③踏みやすさ重視
④どれだけ美しく(綺麗に)組み込めるか
という具合に考えて設計しております。
前記事はこちらからどうぞ
さて、では接続順に紹介していきます!
①Xotic EPbooster
ほい、最初は皆さんご存知XoticのEPboosterです。
このエフェクター自体色んな使い方がありますが、その中でも自分はバッファ兼ゲインブースターとして使ってます。
使用ギターはセミアコとストラトキャスターなので、主にストラトを使用する時のみONにしております。 この子はONにするだけでシングルコイルの音に艶が出て個人的には凄い好きです。あともう1台欲しいくらい。()
ただ、言ってしまえばどうしてもEPの音になってしまうのでそこで好みがわかれるかと思います。
ちなみに、裏蓋を開けると「dip switch」というものが1と2あるんですが、それぞれトレブルブースト、ベースブーストとなっておりこれもまたユーザーの好みに設定できるようになってます!
素晴らしいですね。Xotic。
②VOX V847
こちらも比較的有名なペダルではないのでしょうか!
自分はNothing's Carved In Stoneの生方真一氏に影響を受け購入しました。
いわずもがな、って感じなので説明は省きますね()※手抜きではありません。
③DigiTech Whammy5
可愛いですね。コイツは。色とか特にもう。あぁん。
ピッチシフターは割と個性があるタイプと、原音に忠実にシフトするタイプ(BOSS PS-6等)がありますが、コイツは前者ですね。ザ・ワーミー!って感じです。
自分はこのWhammyの音がどうしても欲しくて購入しました(実はWhammy4から使ってる)。
4との相違点は、まずトゥルーバイパスになった事と、Whammyモードのシフトが和音対応になった事ですね。
4はOFFにした時の音痩せが著しく、ONにした時はレイテンシーも激しかったです。ショートディレイかよって言う。 ですがやっぱりそれぞれの世代のWhammyの音があって、あえて4を好む人もいるようです。
初代Whammyなんかはアナログ感が強く、温かみのある音になるらしいです。有名な使用アーティストだとUVERworldの彰氏ですね!
④BOSS ES-5
こちらは写真がないので説明だけ。
自分のボードの司令塔です。この子がいないとライブできません。のちに解説するline6 M5、Eventide timefactorのMIDI制御、各々のループ、パッチ、ライブでスムーズにパッチチェンジできるのはこの子のおかげです!
ざっくりと説明すると、モードはプリセットモードとダイレクトモードがあります。
文字通り、プリセットを組んでスイッチを押して呼び出すモードと、ループに接続されているエフェクターをダイレクトにONにするモードですね。ライブでは必ずプリセットモードを使用しております。
このスイッチャーの凄いところは、ループを自由に順番を入れ替えられるというところです! 例えば、ループ①にオーバーライブ、ループ②にフェイザーがあるとします、そのままの順番だとオーバードライブにフェイザーがかかる事になります。それとは別の使い方として、ループ②(フェイザー)に信号が最初に入り、次にループ①(オーバードライブ)に、という具合になります。この場合、フェイズした音にオーバードライブがかかる、という感じになります。
このループの順番を自由に入れ替えられるという機能は今までのスイッチャーには無く、前代未聞の画期的な機能な訳です!
それと、プリセットモードで各パッチの出力レベルを+3db、+6db、₋3db、₋6dbという風に変更できるところも素晴らしいですね。自分はギターソロのパッチは+3dbとかにしてます。
ここからはスイッチャーの中のエフェクターについて解説していきます!
⑤Xotic SPcompressor【ループ①】
またもXoticからのペダル、こちらはコンプです!
ノブはボリュームとブレンドの2つのみ、クリッピングスイッチが1つの潔い仕様になってます。
ペダルコンプはattackやThreshold等の難しいツマミばっかりで音作りが大変なのですが、このペダルは原音(dry)とエフェクトがかかった音(wet)をmixして作っていくので、比較的初心者の方にでもわかりやすい構造になってるかと思います。
このペダルは使いやすだけではなく、音もdryとwetでブレンドして作るのでナチュラルなコンプ感も得られ、がっちりかける事も可能です!
更に、ここからは自分も弄った事がないので詳しくはわかりませんが、例に習って裏蓋を開けるとそこには4つのdipswitchが、、、!!
やばくないですか???
こんな小さな筐体にここまでのギミックを詰め込むとは、流石Xotic、もう大好きです。(笑)
しかもこれ、9V電池駆動でもあるって、、、圧巻でございます。はい。
自分は主にクリーンでの使用、あとは軽いクランチの音にかけてサスティンを伸ばす使い方をしてます。
⑥Ruza effects danky drive【ループ②】
オーバードライブペダルです。
こちらに関しては前々回の記事で詳しくまとめてますので、そちらの方で是非読んでいただけたらなと思います。
後日談ですが、ちょっと前に少しだけこのペダルを布教しまして、最近になって気付いたら知人2人が同じペダルを購入してました。(笑) これ今生産してないはずなのによく見つけたなぁと。(笑)
⑦BOSS BD-2 keeley phat mod 【ループ③】
はい、来ましたね!(笑)
皆さんお馴染みBD-2パイセンです。(笑)
こちらはあのスタジオミュージシャンのマイケル・ランドゥ氏等も使用するロバート・キーリーのモディファイされたペダルです。
外見はクリッピングが一つ施されているだけですが、中身はリワイヤリングされており、バイパス時の音痩せが全くと言っていい程軽減されています。というより、あくまで主観ですが繋ぐだけで音が前に出てブリッと艶が出てる気がします。(笑)
ONにすると、BD-2特有のキャラクターはそのままに、しかし抜けがかなり良くなります。クリッピングをONにすると、lowの成分が足され、音圧が上がる印象を受けます。
GAINを上げていくと、割と綺麗に歪み成分が足されていきます!本家BD-2の少し濁った歪み方とはかなり違って聴こえます。ただやはりここら辺は好みがわかれそうです。
⑧Leqtique MAESTRO Antique Revised Qual Limited 【ループ④】
はい、最近市場によく顔を出すようになったLeqtique“レクティーク”からのTS系ペダルです。
このペダルに関しては借り物で、特に何も調べずに使ってましたのでよく知らないです。()
※下記LeqtiqueHPより引用
『"MAR QUAD LIMITED"について MARQLとMARの機能面での最大かつ唯一の違いがゲイン幅です。 MARQLのほうは最大ゲインがMARに比べて数値上で4倍、聴感上でも最低でも2倍以上になっており、ブースターとしての使用が大半とされるMARにおいて、より広い範囲のゲインブースターとして、また単体使用でも十分なゲインを稼げるようになりました。 2010~2012までに生産されていたMARは、何度か内部の部品のメーカーなどを変えたものの、基本的には同じかつ、特に重要なポイントでは一貫して同じものを使用しており、そのリストとしてERO MKT1826コンデンサー、ALLEN BRADLEYヴィンテージ抵抗、シークレットヴィンテージ東芝ダイオード2SC1815GR-(L)トランジスタがありますが、これらは既に製造中止から、かなりの年月がたつものの自分でストックしていたものも含めまして、なんとか500台分確保できたので、限定アイテムとしてオリジナルと同じテイストを持つ価値あるエフェクターに仕上げられたと思います。 オリジナルと全く同じ塗装を使い、同じルックスに仕上げているものの、側面部に直筆のサインを入れる事で、当時のオリジナル品との差別化を図っている事と、限定品である事を証明しています。 ※ハンドメイド品なので塗装は一台一台異なり、またムラや傷がある場合がございます。』
(、、、ん??)
(、、、あっ、これディストーションだったんだ、、、、)
道理でめちゃくちゃ歪むわけだ。ただのTS系だと思って使ったらやばいことになりますねこれ(笑)
現在自分はGAINを8時~9時くらいまででゲインブースターとして使用してます。結構歪む!
ただのゲインブースターとして使用するなら無難に普通のチューブスクリーマーの方がいいと自分は思います。(笑)
⑨Ruza effects Gernika 【ループ⑤】
またもや今は亡きRuza effectsのペダルです。(笑)
こちらはBIG MUFF系のファズですね!とにかく音圧がすごいです。
BIG MUFFの歴史の中でも、ラムズヘッド期の音を参考にして作られたようです。
クリッピングで“Ram”と“Ruza”とありますが、Ruzaモードは自社でラムズヘッドの音を更に突き詰めて開発した音のようです。
輪郭がはっきりしつつ分離感も程よくあってとても使いやすいです!
自分は普段GAINをMAX、toneは2時、MidはMAXで深いモジュレーションディレイをかけてシューゲイザーチックな使い方をしています。
以上でES-5内のペダルの解説は終わりとなります。
すぐに次のペダルの解説をしたいところですが、僕のもとへお迎えが来てしまったようなのでここら辺で一旦区切ろうかと思います(現在時刻6:50、夜を越え朝日を東の空より拝んでおります)。
後編は残りのペダル(Line6 M5、Eventide timefactor、BOSS FV-500H)の解説と、このボードを組み立てるにあたって工夫した点、肝となる点等掘り下げて記事にしていこうと思います!
では、また後編の機材部屋でお会いしましょう!
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